西アフリカ熱帯雨林の鳥類の住血寄生虫(寄生虫病学)
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概要
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西アフリカの国々であるカメルーン, 赤道ギニアおよび象牙海岸の, 21科121種969羽の鳥類に関して, 薄層血液塗抹標本を用いて住血原虫を検査した.その結果, 277個体(29%)から原虫が検出され, 内訳はHaemoproteus(陽性率8%), Plasmodium(11%), Leucocytozoon(5%)およびTrypanosoma(7%)であった.これらに加えて, 住血糸状虫のミクロフィラリアが供試個体の4%から検出された.これらの鳥類は1989年から2001年の12年間に熱帯雨林や推移帯で捕獲されたものであった.集団営巣型や2種の地面営巣型の鳥類で陽性率が高い傾向が認められた.既報と同一の場所に関して, 2つの異なる季節を含む2年のデータを比較したが, 寄生虫感染率に有意な差は認められなかった.今回の結果は, 同様または異なる手法で行われたアフリカにおける他の研究との比較も行った.
- 2005-03-25
著者
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Jones Hugh
Department Of Microbiology University Of Western Australia
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SEHGAL Ravinder
Department of Biology, San Francisco State University
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SMITH Thomas
Center for Tropical Research, Institute of the Environment, University of California
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Sehgal Ravinder
Department Of Biology San Francisco State University
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Smith Thomas
Center For Tropical Research Institute Of The Environment University Of California