近接する根入れ構造物相互連成系の地震応答について
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概要
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2つの近接する根入れ構造物同士が連成する場合の振動特性を地盤を3次元的な扱いのもとに解析し, 隣接構造物が連成系構造物の振動特性および地震応答特性にいかなる影響を及ぼすかを検討する。ここで, 構造物モデルは根入れ部を円筒形, 上部構造をせん断型質点系とする。解析法は, 地盤を幾つかの水平面で切断し, 波動論と薄層理論を併用して, 基盤にharmonicな地動が入射する場合の構造物の振動特性を解析し, 次いで, Fast Fourier Transformを用いて連成構造物系の地震応答解析を行う。ここで用いる地震波形はEL CE-NTRO, May, 18,1940およびTAFT, July, 21,1952の水平各2成分の計4個の加速度記録である。解析結果から, 相等しい構造物が隣り合っていると最大地震応答は同程度か軽減される傾向にあるが, 異種の構造物が並ぶと連成構造物の最大応答は大きくなることがしばしば生じ, 耐震設計においては注意の怠れないことが指摘されている。
- 1982-09-15
論文 | ランダム
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