新秋田空港の試験盛土工事 : 計画から実施までの経過報告(その1)
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概要
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秋田県河辺郡雄和町に建設される新秋田空港の工事概要と試験盛土工に関する現場報告である。空港建設予定地は, 新第三紀のシルト岩・泥岩, 段丘堆積物, 崖錐堆積物によって構成される丘陵地で, 所々に開析谷がある。全土工量は, 2300万m^3で, 施工期間を3〜4年とすれば1日当たり4〜6万m^3の土工量に相当する。盛土材はシルト岩および粘性土で, 盛土高は最大で60 mである。土工事の急速施工を可能とするため, 各種の室内土質試験, 試験盛土を実施し, これらの試験結果に基づいて, 盛土工の締固め仕様を規定している。すなわち, シルト岩については, 21.5tブルドーザーによる厚さ30 cmのまき出し, 34tタンピングローラーによる転圧締固め, 転圧回数は10回, 締固め乾燥密度は1.19 t/m^3である。粘性土に対しては, まき出し・転圧締固めに16.4tの湿地ブルドーザーを使用し, まき出し厚さを30 cm, 転圧回数を4回, 空気間隙率5%を締固め基準の目標としている。
- 1980-12-15
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