緑豆,大豆の生育,収量におよぼす除草期間の影響
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概要
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タイ国の中央平原において,雨季の稲跡に乾季作として緑豆,大豆を畦問灌漑によって栽培する場合の播種後必要除草期間を灌漑量との関連で検討した。試験圃場の雑草はEchinochloa colonum(L.)Link,コゴメガヤツリ,メヒシバが主なものであった。収量からみた播種後の必要除草期間は灌漑量の多,少にかかわりなく,緑豆が約4週間,大豆が約6週間であった。大豆は緑豆に比べ雑草との競合に弱く,また両作物とも灌漑量が少ない区は多い区より雑草害が大きかった。
- 日本雑草学会の論文
- 1981-09-10