豚コレラウイルスE2糖蛋白の大腸菌による発現(短報)
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概要
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豚コレラウイルスp97株E2糖蛋白遺伝子の塩基配列を決定し, 大腸菌で発現させた.発現蛋白のSDS-PAGE解析の結果, 塩基配列から推定された61kDaの著明なバンドが観察された.組換えE2蛋白はN端末に6残基のヒスチジンを含み, ニッケルキレートアフィニティークロマトグラフィーで精製することが出来た.発現蛋白の流出画分は40および35kDaのバンドを含み, 恐らくこれらは61kDa蛋白の分解産物であろうと考えられた.ウェスタンブロットの結果も発現蛋白が豚コレラウイルスのE2蛋白であることを示していた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1998-04-25
著者
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Wong Min-liang
台湾
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Chang Tien-jyc
台湾国立chung-hsing大学獣医学部
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Chang Tien-jye
Department Of Veterinary Medicine National Chung-hsing University
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Liu Jau-jin
台湾国立chung-hsing大学獣医学部
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Wong Min-Liang
台湾国立Chung-Hsing大学獣医学部
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Chang Yu-sun
Chang-Gung College of Medicine and Technology, Department of Microbiology and Technology
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Chang Yu-sun
Chang-gung College Of Medicine And Technology Department Of Microbiology And Technology