工場における資材・部品・仕掛品の保管倉庫の割当の適正化
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概要
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製造工場においては, 多品種の資材が取り扱われ, これを受け入れ, 倉庫に保管し, 指示に従って各工程に出庫されるが, どの倉庫にどの部品を保管するかによって, 工場敷地内の運搬状況が大きく変わってくる.本研究は, 現存する各倉庫に, どの資材・部品を保管すべきかということを中心に検討を行い.これにより, 資材・部品の受け入れから倉庫への保管, そして, 保管場所から工程への運搬をスムーズに行えるようにすることを目的とする.これは, Packaging問題の一種であるが, 倉庫が複数存在すると共に, 一度, 倉庫に納められたものが再び搬出されるという点も加わり, かなり複雑な問題となり, 多大の計算を伴う.そこで, 工程, 部品, 倉庫のグループ化による問題の規模の縮小化を図り, Branch and Bound法による解法を用いた.その結果, 各資材の保管場所が適切に定まり, 運搬距離が大幅に減少した.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1993-12-15
著者
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