不確実な状況下における最適発注数量に関する研究 : 構成部材の標準化と納期確度
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概要
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一般に生産企業体では, エンドアイテム(製品)の製造開始時点ですべての必要な部材(部品・材料)が準備されていると仮定して発注計画, 基準生産計画が立案される.この場合, 製品, 部材等の納品手番は決定論的に設定された納品リードタイムの下に算出され, 納品遅れ, 加工不良, 部材の紛失による品切れ等の不測の事態は考慮されていなかった.そのため, エンドアイテム組立もしくは, 納品(部材調達)において, おのおののリードタイムにバラツキがある場合, 品切れや過剰在庫が発生する原因となり, 完成品の納期遅れが生じる.そこで本研究においては, エンドアイテムと各レベルの部材ごとに納期確度(確率的製造リードタイム, 納品リードタイム)を考慮した最適発注数量を求める.また, バックログ費用と廃棄損失費用を考慮した総期待費用関数を定式化し, 納期確度と総期待費用の関係を言及する.最後に部材の標準化および納期確度が, 発注数量に及ぼす影響について言及する.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1991-04-15
著者
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