期間山積計画法においてジョブを複数の計画期間に負荷することが負荷量変動に与える効果
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概要
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期間山積計画方式において, 平均負荷時間および負荷量変動を考慮するときに, 加工時間の長いジョブの負荷期数をどの位にとればよいかという問題を検討した.ポアソン到着するジョブの加工時間は指数分布に従うものとし, ジョブ到着から納期までの許容時間は, 加工時間に納期係数を乗じて決まるものとした.ジョブの許容時間は計画期間によって区分されるが, 納期が到着の翌々期以降の計画期間にあるジョブを山積計画の対象とし, 山積計画の対象となるジョブによる負荷を, 複数の計画期間に均等に配分するという負荷方式を想定した.加工時間の長いジョブの負荷期数と, 平均負荷時間および総負荷量の変動係数の関係を解析した結果, 平均負荷時間が一定の下でもなおかつ, 加工時間の長いジョブの負荷期数を多くとれば, 総負荷量の変動係数をある程度まで減らすことができることを示した.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1988-06-15
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