警戒限界を用いた異常判定法の特性について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
管理図の実用的立場においては, 3点中2点が管理限界に接近した場合にも異常とみなさるが, この補助的判定法の特性をGERT手法により解析した結果, 管理限界だけを異常と刷る場合と比較して, 工程異常の検出速度は多少速まるが, それに応じて、無駄なアクションを増やすことになることがわかった.そこで, いくつかの異常判定ケースに分割して、このルール構造を明らかにしたところ, 上, 下両側の警戒限界外に打点が分散した場合は異常と判断しないという修正ルールを採用すれば, 有効な異常判定法となりうるとの知見が得られた.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1988-02-15
著者
関連論文
- 均一負荷率の場合のジョブスケジューリングにおける最適バケットサイズ
- 管理技術により新たな質の創出を (日本の品質管理-TQMで経営の向上)
- 〔第5回品質機能展開シンポジウム〕TQM時代におけるQFDの役割--QFDによる品質の差別化
- 工程平均の調整方式の基本特性の導出とその性質
- 分割型の回帰分析に関する考察
- 工程水準の調整方式に関する特性の考察
- 圧縮限界による計数規準型1回抜取検査表
- 分割実験における有効反復数
- 品質機能展開とその応用-5-総合的品質展開--品質展開の周辺の話題
- 測定誤差を伴う入・出荷検査の対応性に関する考察
- 今アメリカでは : 人間的側面( 今アメリカでは)
- 工程解析における相関分析
- 警戒限界を用いた異常判定法の特性について
- エレクトロニクス技術をリ-ドする日本電気アイシ-マイコンシステム(デミング賞実施賞受賞会社の訪問記)
- インターバル・データに基づく指数分布の母数推定量の性質
- 抜取検査によるロット品質情報に関する考察
- ポアソン事象の発生間隔によるx-RS管理図の特性
- 連による異常判定法の特性
- 連続的直列系の信頼度の推定
- 2段階3点比較法と符号検定用近似式
- 事前情報が未知の場合の抜取り方式の設計について : パターン認識による抜取り方式の一設計法(第2報)
- パターン認識による抜取り方式の一設計法
- p管理図設計用図表
- 管理用管理図における中心線の片側連続γ点の連の特性
- 官能特性の順序付けと選好性の検定
- 2段階3点比較法と符号検定用近似式
- 田口の直交表による実験デ-タの解析
- 累積和の分布を考慮した累積和管理図の統計的特性 : 累積和の分布とその応用(第1報)
- 事前情報が未知の場合の抜取り方式の設計について : パターン認識による抜取り方式の一設計法(第2報)
- 累積和の分布とその応用
- x￣-R管理図の検出力曲線とその応用