製品設計システムにおける生産工学の新しい活動機能
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概要
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製品設計システムにおける生産工学の活動は, これまでの生産設計を中心とした詳細設計段階重点から, これからは活動領域を広げ, とくに源流工程段階で新たな役割を果していくことが必要である.本研究は, 新しい活動機能を必要とする背景および新しい活動機能としての基本生産条件計画と初期設計の製造性評価について, 意義ならびに実施の方法を論じている.結論として, 設計システムにおける生産工学の役割が, これまでのコストミニマムの追及から製品戦略面にも及び, 設計の各段階において製品設計作業に融合した姿での機能発揮が重要であるとして, これらの新しい活動機能を強化する方向で経営としての施策を講じていく必要性を強調している.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1987-12-15
著者
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