季節商品の最適工場規模 : 需要関数が一般的な場合
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概要
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季節商品の需要関数が一般的な場合に, 工場規模(生産能力)を所与として, 利益を最大にする生産・販売方法に関して, いくつかの基本的法則が存在することはすでに〔1〕で明らかにされた.本研究では, これらの諸法則を適用して, 季節商品を生産する工場の最適規模について検討を加えている.その結果, (1)規模を大きくすると限界利益は, 最適な生産・販売方法をとるかぎり, 単調減少である, (2)工場を新設する場合, 建設費を考慮して最適な規模はただ一つ定まる.同時に, 最適な生産・販売方法がただ一つ確定する, (3)すでにある一定の規模を有する工場の増設規模に関して, 合理的な検討が可能である, などを明らかにしている.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1986-12-15
著者
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