インターバル・タイムスタディの開発
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概要
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インターバル・タイムスタディは, 長時間作業の要素作業分析法である.長時間作業では要素作業時間も長く, その数分の1を測定単位にすると, 分単位の大きさになることが少なくない.本手法はこれに着目し, 観測は測定単位ごとのインターバル観測によってこれを簡易化し, 分析は要素作業の構成と時間値をほぼ全的にとらえる, タイムスタディの機能をもたらせるようにしたものである.またこの手法を介してみるとき, 通常タイムスタディとワークサンプリングの3者は, 本質的に同類の手法であり, 分析対象時間と測定単位時間の大きさの相対関係の違いから, 特性の異なる手法になっているとの考察を示した.本文ではさらに, この手法の他手法とくらべた特徴、設計法, 実際への活用方法を示している.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1985-12-15
著者
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