様態表現語を用いた機能分析と特許事例
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概要
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VE(value engineering)における機能分析, 代替案のアイデア発想, 特許出願などにさいし, その機能本質を的確に抽出する作業というのは, 創造的活動の実場面で必要不可欠の思考プロセスであり, しかも, できるだけ思考の経済を図るものであることが望まれる.本稿は上記の創造的作業に対する実用的な手法として「様態表言語(state-manner phrase)を用いた機能分析法」を提案するものである.また, 特許出願にさいしてもこの手法を適用したところ, このほど登録され, その有効性を確認することができた.この特許事例の思考プロセスについても考察し, あわせて報告することとする.〔1〕
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1982-12-15