比例制御系の定期発注方式による在庫量変動
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概要
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一般に不確定な需要量の変動は, 発生システムの出力である在庫量に変動を生じさせることが多い.在庫量の変動はサービス率と平均在庫量に影響をおよぼすと考えられる.したがって, この在庫量の変動をいかに小さくコントロールできるかが, 在庫管理のキー・ポイントになると考えてよい.Vassianは在庫量の変動を最小にする定期発注方式を開発したが, 本論文はVassianのモデルを比例制御系に発展させ, そのフィード・バック機能の解析を試みた.その結果, 在庫量の変動をVassianよりも小さくコントロールできる新しい定期発注方式を提案することが可能になった.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1975-12-31
著者
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