個別受注生産工場における負荷予想システム
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概要
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個別受注生産においては, 引合時から納期, 負荷の検討が行なわれ生産計画におりこまれる.この段階で, 製造時に近い形で日程や負荷の資料が得られれば, 後々の作業が効率的になり効果がある.しかし, 出図前にこれらの作業を行なうことは非常にむずかしく, 従来は概略予想工数を利用したマクロなものであり, 問題があった.そこで, 当システムでは製品対応でモデルを選び, 仕様を付して部品構成(票番体系)を設定し, 電算機で仕様による部品の検索を可能にした.したがって, 仕様で仮の所要部品把握が可能になり製造メッシュで計画資料を, 引合→受注→設計→製造等, 工事の各段階で内容の変更を容易に行ない, 精度の高い各種計画資料をタイムリーに得られるようにした.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1975-09-30