社会的標準的労働強度と労働生産性に関する原理について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
企業経営における能率管理ないし生産性管理と社会経済的法則性との関係領域の一つを明らかにしようとした.すなわち, 労働力の生産性, 労働強度, 時間産出率等が, それ自身として直接的に問題となるのではなくて, 社会的に形成される標準的労働強度(社会的標準的労働強度)を媒介として社会的標準的労働生産性が客観的に規定されるものであること, したがって, 個々の労働力の生産性は, 社会的標準的労働強度以下の強度では時間産出率によって, それ以上の強度では, 直接的な労働生産性によって評価されるものであることを論証した.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1975-03-31
著者
関連論文
- II 製造業の国際競争力(国際化時代における経営戦略)
- 付加価値労働生産性による国際生産性比率に関する研究;先進産業諸国間比較
- 付加価値労働生産性による国際生産性比較に関する研究
- 管理科学における生産性の原理と技法
- 要員計画・分析の基礎となる可視労働生産性の分析と計画
- 可変組織(人年)労働生産性指数体系の編成について
- 発展途上国におけるプロダクティヴィティ・スキームとわれわれの課題
- 4. 学会に何を望むか(続・1980年代の経営工学-研究と教育の進路をさぐる-)
- 3. 経営工学教員の自己啓発・相互啓発をどうしたらよいか(続・1980年代の経営工学-研究と教育の進路をさぐる-)
- 2. 何をどのように教えたらよいか(続・1980年代の経営工学-研究と教育の進路をさぐる-)
- 作業者生産性における人間的なもの
- 多段階の組織単位を含む生産性計画のための総和指数体系
- 社会的標準的労働強度と労働生産性に関する原理について