水田におけるスズメノカタビラの生態と防除法
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概要
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水田の乾田化に伴って発生が多くなったスズメノカタピラの生態と除草剤による防除について検討した。1)水田における発生は9月末の落水と同時に始まり,10月上・中旬に最盛となった。出穂開花は4月上旬〜5月上旬,種子の結実落下は5月上旬〜6月中旬にわたった。2)出穂10日後には発芽能力のある種子が現れ,25日後にはほとんどの種子が発芽能力をもった。3)種子の出芽深度は,埴壌土では6mm以内であった。4)裸地では,パラコートとCIPCの混合散布やパラコート単用で効果的に防除できた。
- 日本雑草学会の論文
- 1976-10-25
著者
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