ワクチン候補としての牛ウイルス性下痢症ウイルスエンベローブ蛋白(E2)を発現する牛ヘルペスウイルス

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概要

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• ヘルペスウイルス1型(BHV-1)をベクターとしたチミジンキナーゼ(TK)欠損リコンビナントワクチンを検討した. 牛ウイルス性下痢症ウイルス(BVDV)のエンベローブ蛋白(E2)をコードする遺伝子を牛BHV-1分離株のTKのプロモーターの支配下で発現させたBVDVのE2を発現する, TK-のBHV-1組換ウイルスを構築し, E2の発現を蛍光抗体法及びウエスタンブロットで確かめた. 野生型BHV-1に比べて組換えBHV-1は細胞変性効果の出現が遅れた. BHV-1の免疫原生をモルモットと牛で調べた. 接種した牛に数日間の体温上昇が認められたが, 平熱に戻りBVDVに対する中和抗体が産生された.

• 社団法人日本獣医学会の論文
• 1999-04-25

著者

• Kweon C.-H.

  National Veterinary Research and Quarantine Service

• Kang S.-w

  National Veterinary Research And Quarantine Service Maf Korea

• Choi E.-J.

  National Veterinary Research and Quarantine Service, MAF, Korea

• Kang Y.-B.

  National Veterinary Research and Quarantine Service, MAF, Korea

• Kang Y.-b.

  National Veterinary Research And Quarantine Service Maf Korea

• Choi E.-j.

  National Veterinary Research And Quarantine Service Maf Korea

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