コンピュータを利用した口蹄疫ウイルスワクチン中の140S粒子の定量
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概要
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タイ国口蹄疫ワクチン製造センターにおいて製造された口蹄疫ウイルス不活化ワクチン中の140S粒子量が庶糖密度勾配遠心及びコンピュータを応用した140S粒子の吸光度の測定により定量された. クロマトグラフィー分析用ソフトウェア; CDS(日本クロマト工業社製)がこの分析に利用された. この方法により得られたワクチン材料中の140S粒子量は概ね2〜4μg/mlを示し, この値は今まで報告されたワクチン中の140S粒子量と良く一致した. この方法は簡単で利用しやすいので, 日常の口蹄疫ウイルスワクチン中の140S粒子の定量に利用できるものと思われる.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1990-06-15
著者
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白井 淳資
家畜衛生試験場鶏病支場
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杉村 崇明
家畜衛生試験場海外病研究部
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Chatchawanchonteera Arinee
家畜衛生試験所鶏病支場
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Chatchawanchonteera A.
タイ国口蹄疫ワクチン製造センター
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Sinsuwongwat W.
タイ国口蹄疫ワクチン製造センター
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Makarasen P.
タイ国口蹄疫ワクチン製造センター