牛大腸菌性乳房炎乳汁中からのエンドトキシンの検出
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概要
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大腸菌性乳房炎罹患牛23頭(甚急性14:急性9)の発症時の感染乳汁中のエンドトキシンの検出を Limulus coagulation test (LCT)により実施した. その結果, 甚急性乳房炎では7頭が陽性でこれらの症例はすべて死亡したが, 痕跡と陰性を示した症例に死亡例はなかった. 急性乳房炎では陽性牛はなく, 死亡例もなかった. 以上のことから, LCTは牛甚急性大腸菌性乳房炎の早期予後診断に応用可能であると考えられた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1989-08-15
著者
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