アカゲザルにおける住肉胞子虫の感染と微細形態
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概要
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実験用アカゲザルの24%に住肉胞子虫の感染がみられた. 感染は軽微であったが,検査した筋肉のすべてで同様にみられたので,検査のためには筋肉の大きいブロックを採取することが必要と思われた. 種の同定には嚢壁の微細形態学が必要であり,光顕レベルでは筋肉の伸展,切亢のアングルなどから嚢壁の詳細について誤認が生ずると思われた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1988-04-15
実験用アカゲザルの24%に住肉胞子虫の感染がみられた. 感染は軽微であったが,検査した筋肉のすべてで同様にみられたので,検査のためには筋肉の大きいブロックを採取することが必要と思われた. 種の同定には嚢壁の微細形態学が必要であり,光顕レベルでは筋肉の伸展,切亢のアングルなどから嚢壁の詳細について誤認が生ずると思われた.