担がん鶏血清から精製した105K糖蛋白質(105Kgp)の腫瘍細胞増殖に及ぼす影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
MDCC-MSB1-41C (MSB1-41C)株移植鶏の血清から精製した105Kgpの腫瘍細胞増殖に及ぼす影響をしらべた。105Kgp投与・移植鶏における腫瘍増殖は, 105Kgp非投与・移植鶏におけるそれと比較して有意に増加した。また, 培養MSB1-41C株の増殖は, 105Kgpを培地に添加することによって増加した。以上の事実から, 105Kgpが腫瘍細胞増殖のための効果的因子として働いている可能性が示唆された。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1986-10-15
著者
-
松田 治男
広島大学生物圈科学研究科生物資源開発学専攻免疫生物学教室
-
村田 昌芳
広島大学生物生産学部
-
松田 治男
広島大学生物生産学部
-
松田 治男
広島大学生物生産学部家畜衛生学教室
-
村田 昌芳
広島大学生物生産学部家畜衛生学教室
-
江口 行生
鐘淵化学工業(株)高砂工場生物化学研究所
関連論文
- (免疫学)ニワトリ胚におけるバイエル氏板,盲腸扁桃(腸管付属リンパ組織)の発生
- マレック病リンパ腫由来株化細胞における主要組織適合抗原の発現
- 鶏卓球性白血病細胞株に対する単クローン抗体
- ニワトリ単クローン抗体作成のための2種のウワバイン耐性ニワトリB細胞株
- ウシプリオンタンパク合成ペプチドに対するニワトリ型モノクローナル抗体(短報)
- 鶏栓球由来細胞成長因子に関する研究 : 鶏胚線維芽細胞培養に及ぼす増殖効果
- マウスCD40リガンド組換えBHK細胞を用いたin vitro抗体クラススイッチシステム
- Hanganutziu-Deicher抗原に対する鶏型単クローン抗体によるN-グリコリルノイラミン酸含有糖蛋白質の検出(短報)
- マレック病腫瘍細胞株移植鶏血清中の2種の糖蛋白質とその単クローン抗体の作製
- ニワトリモノクローナル抗体の活用戦略
- マレック病ウイルス(MDV)及び七面鳥ヘルペスウイルス(HVT)に対する単クローン抗体の樹立
- 担がん鶏血清から精製した105K糖蛋白質(105Kgp)の腫瘍細胞増殖に及ぼす影響
- 鶏ファブリキウス嚢の構造