オーエスキー病ウイルス感染母豚から生れた子豚における乳汁由来抗体の減衰パターン
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
オーエスキー病ウイルスに自然感染した母豚から生れた子豚における乳汁由来の移行抗体の減衰について追跡調査し, 同時に抗体保有の哺乳豚からウイルスの分離を試みた。各個体別の抗体は日齢の増加とともに負の成長曲線的に減衰し, 45日から60日齢で陰転した。そして抗体保有の新生豚の脳と腎で同時にウイルスが分離された。これらの結果から哺乳豚は, 本病ウイルスの感染を十分にまめがれないものと思われた。
- 社団法人日本獣医学会の論文
著者
-
福田 雅彦
宇都宮家畜保健衛生所
-
駒庭 英夫
宇都宮家畜保健衛生所
-
真壁 朝光
栃木県家畜衛生研究所
-
小河 孝
農水省家畜衛生試験場
-
畠山 英夫
農水省家畜衛生試験場
-
福田 雅彦
栃木県畜試
-
駒庭 英夫
栃木県県南家畜保健衛生所
-
駒庭 英夫
栃木県宇都宮家畜保健衛生所
関連論文
- オーエスキー病ウイルス感染母豚から生れた子豚における乳汁由来抗体の減衰パターン
- 1985年栃木県下における豚オ-エスキ-病発生の解析-2-農場内におけるウイルス伝播の様相
- 1985年栃木県下の豚オ-エスキ-病発生例の解析-1-一連の発生例における疫学的相互関連
- 七面鳥に発生した Pasteurella multocida 感染症
- 豚腎株化細胞を用いた豚伝染性胃腸炎ウイルスのマイクロ中和試験
- トリプシン及び回転培養法による豚伝染性胃腸炎ウイルスの分離
- 豚腎株化細胞を用いた豚コレラウイルスのマイクロ法による定量と中和試験〔英文〕
- 実験的伝染性ファブリキウス襄病ウイルス感染鶏の大腸菌に対する影響
- 学校飼育鳥類におけるニューカッスル病の防疫指導
- 伝えることの難しさ
- 牛ロタウイルスの細胞培養によるウイルス分離と簡易診断法の検討
- 羊のロタウイルスの赤血球凝集性
- 羊ロタウイルスの抗原性と簡易診断法の検討
- 一農場に発生した子羊のロタウイルス感染症
- 毒素原性大腸菌による新生子牛の下痢について
- 新生豚から分離した毒素原性大腸菌
- ニューカッスル病(ND)ワクチン株が分離されたキジの暑熱被害事例とその防疫指導
- 豚コレラウイルスB亜型による野外発生と豚腎株化細胞(CPK細胞)を用いた豚伝染性胃腸炎ウイルスの診断法の開発研究