Babesia rodhaini 感染耐過ラットの免疫獲得について
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概要
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B.rodhaini 感染耐過ラットについて, マウスへの虫体回収実験, 摘脾の影響, 攻撃感染に対する反応を検討した結果, 次の成績が得られた。(1)血液・脾・肝・骨髄・脳の乳剤をマウスに接種したところ, 耐過後3週間は虫血症が潜在的に持続していた。(2)耐過後3週間までは摘脾により再発病することがわかった。(3)耐過後少くとも1年間はラットは寄生マウス赤血球8×10^8の攻撃接種に耐えることが示された。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1984-04-01