ウマ血清IgAの分離精製および同定
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概要
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ウマ分泌型IgA (初乳, 涙) の分離精製については, すでに報告されているが, ウマ血清IgAの分離精製に関する明確な手法を示した報告は見あたらない. われわれは, ウマ血清を脱塩, 硫安塩析し, ついでDEAEセルロース, 免疫吸着体のカラム操作により, 抗原性および分子サイズにおいて, IgG, IgG(T), IgM とは明らかに区別される免疫グロブリンを分離精製した. この免疫グロブリンは抗イヌIgAとの交差反応性により, IgAと同定された. さらに作製した抗分泌型IgAにより, 初乳IgAに secretory component の存在が想定された.
- 1982-08-25
著者
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