雄ラットに経口あるいは腹腔内投与されたsolanineの効果の比較
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概要
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肝障害アルカロイドであるsolanine 250mg/kgを雄ラットに経口投与後24時間において血清トランスアミナーゼ(SGOT, SGPT)およびコリンエステラーゼ(ch E)値に変化はなかったが, 腹腔内投与(20mg/kg)ではSGOT, SGPTは有意に上昇し, ChEおよびチトクロームP-450を含むミクロソーム酵素活性は有意に低下した. このことからsolanineは胃粘膜から吸収され難いことが示唆された.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1985-08-15