19-PFT-F細胞におけるブタサイトメガロウイルスの増殖に及ぼすTPAの影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
PCMVのOF1株を大量19-PFT-F細胞に接種し, 1ml当たり5-60ngのTPAを含む培地で培養すると, 膨化細胞と小合胞体からなる激しいCPEが2日後から出現し, 少量のウイルスを接種すると膨化細胞の集塊から成るフォーカスを3-4日後に形成した. フォーカス形成細胞の核と細胞質に特異的蛍光抗原がみられた. このフォーカス形成を用いるとウイルス感染価測定は4日間で可能であった. ウイルスの増値はTPAを加えると早くなった.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1996-03-25
著者
関連論文
- 豚サイトメガロウイルス国内分離株と英国分離株の血清学的解析 (短報)
- ブタサイトメガロウイルス抗体の疫学調査への酵素結合抗体免疫法の応用
- 鶏用ワクチン(特にニューカッスル病とマレック病)の果たした役割
- 19-PFT-F細胞におけるブタサイトメガロウイルスの増殖に及ぼすTPAの影響