アースアンカーの荷重-変位量関係の推定方法
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概要
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アースアンカーの多数の引張り試験結果の解析から, 荷重-変位量関係の計算式と必要な地盤定数の推定方法について説明している。まず, 用語・記号の定義を箇条書きした後, 計算式の仮定条件を7項目説明し, この仮定条件の下でアンカー頭部およびアンカー体頭部における荷重・変位量の関係を導いたが, 式の誘導方法は参考文献に任せてあり, その結果としての計算式のみを示してある。その第1は, 基準アンカーについての荷重-変位量関係の計算式, 第2に降伏前のアンカー体頭部の荷重-変位量曲線と限界アンカー体長についての理論計算結果を, 第3に, アンカーの形状・寸法, 引張り材の材料条件, 地盤条件等, 種々の設計条件の組合わせに対する荷重-変位量関係の計算式について述べている。その次に, 荷重-変位量の実測からアンカー自由長および地盤定数を推定する方法, 現場引張り試験データの解析法について説明し, 最後に現場で実施された引張り試験結果が設計・施工管理段階においてどのような手順で計算されるか, 例題をあげて説明している。
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1983-09-15
著者
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