九州における特殊土の土性と品質管理(下)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本道路公団九州自動車道で昭和49年8月までに完了した土工事のうち, 熊本県, 宮崎県, 鹿児島県内で取り扱った火山灰質粘性土としらすに関する品質管理試験結果についての報告である。品質管理試験の対象となった火山灰質粘性土とは, 黒ぼく, 赤ぼく, 灰土の3種類である。これらの各々について, 自然含水比, 比重, 粒度, コンシステンシー限界, 突固め試験, 現場密度などの土性値がヒストグラムの形にまとめられている。しらすについては, 主に, 鹿児島県加治木〜吉田間の資料をもとにまとめたもので, 含水比, 比重, 粒度, 突固め試験とCBRモデル施工と締固め効果などについて述べている。特に, 水浸による締固めしらすの強度低下を防止するためには, まさ土の場合と同じように大きい荷重で十分に締め固めなければならないとしている。また, モデル施工と締固め効果については, 標準土工作業によって得られた締固め度が一覧表にまとめてある。これらのデータは, 土の工学的分類表を作成するうえで有効な資料となるであろう。
- 1980-09-15
論文 | ランダム
- 施策 資源管理・漁業所得補償対策の概要
- 東日本大震災による水産関係の被害状況--被害総額5700億円超、養殖業被害は15道県に
- 水産業復興への要件--新たなグランドデザインで臨め!
- 三世代一緒に楽しめる、回転寿司の強み--「ご当地寿司」で地元漁業の活性化も! (特集 水産業再興への道標--めざせ! 新境地)
- ブルーツーリズムで若者に新たな地縁を!--農業よりインパクト強い漁業体験 (特集 水産業再興への道標--めざせ! 新境地)