マウスの体温測定における赤外線検知式体温計の有用性(実験動物学)
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概要
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マウスの耳温,背部皮膚温,尾部および足底部の表面温を赤外線検知式体温計により測定し,直腸温(電子体温計)の日内変動,日差変動およびエタノール誘発性低体温と比較した.その結果,耳温および背部皮膚温の変動は直腸温と類似しており,安定したデータ収集が可能であった.赤外線検知式体温計は従来の方法に比べ簡便かつ安全で動物に対するストレスが少なく,本法による耳温および背部皮膚温の信頼性は高いことが確認された.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 2003-12-25