Digital Computer による多層多スパンニーブレース付ラーメンおよびブレース付ラーメンの解法
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概要
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この論文はDigital Computerによる多層多スパンのニーブレース付ラーメンおよびブレース付ラーメンのたわみ角法によるMatrix Analysisと固定モーメント法による解法とを示している。また固定モーメント法による解法の方が, 記憶容量と演算時間の低減の点, および異形構造の取り扱いが簡単になる点でMatrix Analysisより有利である事を述べている。(骨組が異形になればなるほど記憶容量と演算時間の低減ができる。)また固定モーメント法では, 固定端モーメントの分割と伝達のプロセスが記憶容量と演算時間を支配するが, その記憶容量と演算時間をどの様にして低減するか, それらのComputing Techniqueを述べるとともに, IBM 7090により解いた例題を示したものである。なお例題において, 軸力による材長の変化を無視した場合と, 考慮した場合の解との比較をおこなっている。
- 社団法人日本建築学会の論文
著者
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