船体構造部材 : グレンガーノックにおける実験結果その5
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概要
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今回報告するのは次の事項についての実験結果である。(a)深さ9"および12"の種々なroll sectionを用いた鋲接および溶接試験片。(b)端部にbracketをつけた場合およびつけない場合に対して, その型や寸法を種々変えたもの。(c)溶接試験片でscallopをあけたもの。(深さを変えた)(d)鋲接試験片でwebにslotをあけたもの。全試験について共通な事項は(i)支持構造物間のスパンは16ft.(ii)試験片は巾72", 厚さ0.4"の板に同じ寸法の3本のstiffenerを24"間隔で取りつけた。(ただしこの板を三つに切つて24"巾のものに1本のstiffenerをつけたのも少しある)(iii)支持構造物の剛性は一定にした。(iv)荷重は板側からかけた。撓みは普通のダイヤル・ゲーヂで, また歪の計測は, HuggenbergerおよびSR-4型を併用した。
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 1956-09-25
著者
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