骨原性細胞株MC3T3-E1によるインプラント材料の生体親和性に関する研究
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概要
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近年セラミックス新素材の開発に伴いインプラントの症例数は急激な増加をみている。しかし, インプラント材料の生体親和性に関する基礎的検討は十分とはいえない. そこで骨原性細胞株を用いin vitroで, インプラント材料と骨組織との親和性を検討したのが本論文である. その結果, 普及の著しいアルミナなどに比べ純チタンがより優れた生体親和性を有することが示され, 物理的性質などで優れる金属材料の臨床応用への指針となるものと思われる. また, 本実験法は生体親和性を定量的に把握することに成功した初めての例として画期的であると同時に, 今後in vitroでの生体材料の親和性検討のために大きな貢献をするものと考えられる.
- 1987-02-01
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