局所機能圧・負担圧に関する基礎的研究 : IV-1. 下顎総義歯の中心咬合位について
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概要
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当教室では,総義歯床下組織の負担圧分布およびそれらの動態から,咀咳機能時の上下顎総義歯の維持,安定および支持に及ぼす影響を解明する目的で,負担圧測定システムを応用し,健常な無歯顎患者に近似した形態,顎粘膜厚径および被圧変位性を有する上下顎無歯顎シミュレーションモデルを使用し,各種咬合位時の上顎総義歯床下組織における負担圧分布およびそれらの動態の検討を行っている.しかし,下顎総義歯における検討は,みあたらない.そこで本研究は,負担圧測定システムを使用し,まず中心咬合位における下顎総義歯床下組織の顎粘膜面および顎骨面の負担圧分布とそれらの動態について検討した.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1995-06-01