咬合高径が菌線維伝導速度および筋疲労に及ぼす影響
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概要
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四肢筋において,筋長の変化は筋疲労の発現に影響を及ぼす重要な因子として注目されている.顎口腔系においては,咬合高径の変化は筋長の変化を必然的に伴うことから周波数パラメータからの研究がなされてきたが,咬合高径の変化が筋疲労に及ぼす影響についてはいまだなされていない.本研究は,筋長の変化および筋疲労を反映するパラメータとして注目されている筋線維伝導速度(MFCV)から咬合高径の変化が筋疲労に及ぼす影響について検討した.咬合高径の増加に伴い側頭筋および咬筋MFCVはいずれも低下し,筋疲労耐久時間の短縮が認められた.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1995-02-01
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