歯牙接触時における筋活動の経時的変化に関する研究 : 第1報 マイクロフォトセンサーを用いた歯牙接触検出装置
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ブラキシズムなどの強い歯の接触は,顎口腔系ばかりでなく,修復物にも有害に作用することが知られている.本研究はこうした歯の接触を自然な状態で記録することを目的として,ここでは咬頭嵌合位,偏心咬合位での歯の接触をマイクロフォトセンサーを用いて検出する装置の開発について述べている.これは上下顎両側臼歯の頬側に設置されるが,原理はセンサーヘッドからの光をターゲットで反射させ,これを再びセンサーヘッドで受けて,両者が接近して反射光が一定の強さになったときにアンプユニットが作動するというものである.センサーの作動距離の精度,ターゲットの傾斜の許容度についても検討し7,目的に十分かなうことを明らかにしている.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1994-10-01
著者
関連論文
- 側方咬合位における咬合接触パターンの違いが顎関節顆頭の変位に及ぼす影響
- 片側性遊離端欠損患者の咬みしめ強度の違いが下顎の変位に及ぼす影響
- 咬合接触部位の違いが側方クレンチング時の下顎の変位に及ぼす影響
- 咬合異常を訴えた患者の心身医学的側面 : 心身的症状と発症の経緯
- 夜間睡眠時における下顎の運動様相について : 第2報 改良型測定装置の概要とその応用
- 夜間睡眠時における下顎の運動様相について
- 下顎が不随意に偏心位をとった1症例
- 夜間睡眠時における顎口腔系の動的様相 : 第1報 試作下顎運動測定装置を用いた下顎運動と筋活動の経時的同時記録法について
- 歯牙接触時における筋活動の経時的変化に関する研究 : 第2報 夜間睡眠中の歯牙接触と筋活動
- 多変量解析を応用した咀嚼粉砕能力の評価方法について
- 歯牙接触時における筋活動の経時的変化に関する研究 : 第1報 マイクロフォトセンサーを用いた歯牙接触検出装置