顎口腔系の状態と全身状態との関連に関する研究 : 実験的咬合干渉が自律神経機能に及ぼす影響
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概要
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歯科臨床において,顎口腔系の状態変化などによる自律神経機能に及ぼす影響を評価することは,顎頭蓋機能異常患者などの診断および患者の不定愁訴に対する改善を把握する一助として,意義あるものと思われる.本研究は,医科の分野で自律神経機能の1つとして応用されている指尖容積脈波および心電図を用いて,顎口腔系の不調和による自律神経機能への影響を交感神経系,副交感神経系の両面から評価するにあたり,その有用性について検討を行ったものである.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1996-06-01