歯列模型の寸法精度に関する研究 : 三次元計測システムの開発とアルジネート印象法に及ぼすトレー形態の影響について
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概要
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補綴臨床において, 歯列模型の寸法精度に対する評価は, 重要な課題であり, 種々の計測方法が考案され, 検討が加えられてきた. 今回, その変化を的確に把握することを目的とした三次元計測システムを開発し, 併せてアルジネート印象材, 硬石膏の組合せから得られる対合歯列を想定した石膏模型のトレー形態による影響について検討を行った. その結果, 本計測システムは計測精度, 再現性に優れており, また, 従来の既製トレー印象法に比べ, 今回新たに試作した咬合面トレー印象法は, 全体的に変化が少ない傾向を示し, 対合歯列模型の寸法精度の向上に有効な手段であることが判明した.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1987-08-01
著者
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