総義歯の対合接触状態に関する経日的検討
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概要
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総義歯の対合接触状態について, これまで咀嚼機能との関連から数多く検討されている. しかし対合接触面積について, 咀嚼効率に影響を与える咬合面間の間隙量を基準として検討した報告は少なく, 経日的な変化も検討されていない. そこで本研究では, 無歯顎患者に装着された上下顎総義歯のレジン材人工歯の咬耗と摩耗による咬合状態の経日的変化からその咀嚼機能を解明する目的で, 上下顎総義歯の各種咬合位における対合接触面積を, 装着1年後まで経日的に検討している.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1986-10-01
著者
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