咬合診査材に関する研究 : ポーセレン面への印記性について
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概要
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歯科臨床における補綴物の咬合調整は重要な操作であり, 咬合調整の方法および使用する器材はその結果を左右する重要な因子である. 咬合調整法に関する報告は数多くみられるが, 咬合調整に使用すつ咬合診査材に関する研究は少ない. そこで, 臨床における咬合調整の対象として頻度の高いポーセレン材を用いて, その表面粗さ, 咬合診査材の支持体, 術者の経験年数の相違が咬合診査材の識別能, 繰り返し印記およびにじみ量とにじみ係数に及ぼす影響を検討した. そのために, 咬合診査材の臨床使用に際し, 数多くの示唆を与えるものである.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1983-08-01
著者
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