コーヌスクローネの外冠に関する研究 : 脚部荷重時の外冠のひずみと前装陶材破折
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
コーヌス・テレスコープデンチャーはその予後の良好さから,今日臨床で頻用されている.しかしその外冠の前装には硬質レジンが適用されていることから,審美性の面で改良しなければならない課題を残している.当教室ではコーヌスクローネの外冠にポーセレンを適用すべく一連の研究を進めており,内外冠に適正な維持力を付与すればその破折は非常に少なくなることが判明したが,外冠に作用するひずみについては未だ解明されていない.本研究は外冠脚部に作用する荷重が外冠にいかなるひずみを与えるかについて,2種類の金属合金を用いて脚部の形態を変化させて検索した.さらに外冠のひずみとポーセレン前装の破折との関係について検討したものである.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1993-08-01
著者
関連論文
- 高分子電解質錯体の骨組織再構築への応用
- ポーセレン前装コーヌスクローネ用合金に関する研究 : 第2報 コバルトクロム合金へのチタン添加による焼付強度, 適合性と鋳造性について
- コーヌスクローネの外冠に関する研究 : 脚部荷重時の外冠のひずみと前装陶材破折
- ポーセレン前装コーヌス・テレスコープ用合金に関する研究 : 第1報 コバルト・クロム合金へのチタン添加による物理的性質について