顎口腔系の状態と全身状態との関連に関する研究 : 聴性脳幹反応による咬合干渉除去後の検討
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概要
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顎口腔系の状態と全身状態との関連性を解明する目的で,当教室では,これまで種々検討してきた.特に,顎口腔系の状態変化および異常が聴性脳幹反応(ABR)に及ぼす影響を検討した報告は,実験的咬合干渉,顎関節症および咬合支持の有無についてなされている.しかし,これらはいずれも各咬合状態の異常の影響をみたもので,異常除去後の経日的観察も必要と思われるが,これについての検討は未だ不十分である.本研究は,実験的咬合干渉除去後におけるABRへの影響を経口的に検討することを目的とし,干渉除去24時間,48時問および1週間後の回復状態について検討したものである.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1993-06-01
著者
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