無歯顎顎堤模型の解剖学的なランドマーク間の計測 : 無歯顎顎堤に適合するトレーの想定
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概要
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無歯顎顎堤の印象採得時に解剖学的なランドマークが再現されている個人トレーを使用すると,辺縁形成操作に費やされる時間が節約でき,さらに正確で機能的な印象採得が可能となり得る.そのため,予備印象上にこれらのランドマークが再現されている必要があるので,既製トレーは顎堤にできるだけ良く適合している必要が高いといえる.本研究は無歯顎顎堤模型の計測結果に基づいて,市販輸入既製トレーの日本人への適否を検討しており,臨床上の既製トレー選択への示唆を与えているといえる.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1993-06-01