パターン用レジン材料の寸法安定性に関する研究
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概要
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近年,ワックスに代わるパターン材料としてアクリル系パターン用レジン材料が臨床応用されている.しかしながら,一般にパターン用レジンは筆積み法で使用されるため,パターン中に未反応モノマーが多量に残留し,硬化時間後の変形を引き起こす可能性がある.また,パターンの作製温度,吸水,熱などもパターンの寸法安定性に影響すると考えられるが,これらに関する研究報告はきわめて少なく,不明な点も多い. そこで本研究では,数種の形状のパターンを作製し,残留モノマー,パターン作製温度,吸水量,熱膨張等と硬化時間後のパターンの寸法変化との関係を調べ検討した.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1993-02-01
著者
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