顎顔面形態が咬合力と咀嚼筋筋放電活動におよぼす影響について : V-1 Long face群の垂直方向クレンチング時の咬合力の方向
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概要
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Longface群に分類された健常有歯顎者男性11名を対象にして,顎顔面形態と垂直方向クレンチング時の咬合力の方向との関連性について検索し,顎顔面形態の相違が咬合力の方向へいかに影響を及ぼすかNormalface群およびShortface群のそれらと比較検討し,以下の結論に達した。咬合力の方向(のは顎顔面形態の相違に係わらず-定であり,その方向は咬合平面に対して垂直方向でなく前方であり,咬筋の筋線維走行に近似していることが明らかとなった.この結果は,補綴臨床における咬合平面決定への重要な一資料となり得ることが示唆された.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1992-12-01
著者
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