レーザードップラー血流計による歯肉, 口蓋粘膜および皮膚面の血流測定に関する補綴学的検討
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概要
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レーザードップラー血流計は,従来の血流計に比べて生体に非侵襲であり,血流測定が容易であるなどの利点がある.レーザードップラー血流計を用いた歯肉や口蓋粘膜,あるいは咬筋部皮膚面の血流測定についての基礎的な報告はいくつかみられるものの,補綴学的な立場から検討した報告はほとんどみられない.本論文では,補綴領域におけるレーザードップラー血流計による血流測定の有用性を探る目的で,補綴の臨床で行われている種々の条件下で,歯肉,口蓋粘膜,咬筋部および顎関節部皮膚面の毛細血管血流量の測定を行い,補綴学的に検討を行っている.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1992-02-01
著者
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