骨内インプラント植立下顎骨の咬合力に対する力学的反応 : 第1報 三次元有限要素法を用いた主応力解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
骨肉インプラントは負荷される咬合力が直接顎骨へ伝達されるため,インプラント体と顎骨内に生じる応力は天然歯より大きいといわれているが,これまで詳細な報告は少ない.本研究では,Brムnemarkインプラントおよびバイオセラム・ポーラスインプラントを下顎骨に埋入した状態を想定し,これに垂直方向,頬側へ20°および90゜傾斜させた方向の荷重を加え,インプラント体と顎骨内に生じる主応力を三次元有限要素法を用いて解析し,インプラント間での主応力分布の差異を明確にし,さらに天然歯の状態と比較検討を加えたものである.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1991-10-01