ディジタル方式下顎運動測定器による下顎限界運動の6自由度解析
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概要
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ディジタル方式下顎運動測定器を用いて下顎運動を6自由度で測定するとともに, この測定器そのものを利用して生体についての運動データと形態データを高精度に対応させた. また同時多層X線断層写真から立体的に再構築した下顎頭の形態と, 運動論的にもとめた顆頭点の関係について検討するとともに, 種々の部位における下顎限界運動の大きさ, 下顎の回転量などについて報告した. 本研究で得た最大開口量の値は従来の報告より17〜40%大きく, 両者の差違は頭部固定の有無に大きな原因があると考えている. 以上の報告は100年を越える下顎運動の研究に新たな知見を加え, 下顎運動に対する理解をさらにすすめるものである.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1987-06-01
著者
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