酸化亜鉛ユージノール印象材への添加剤による理工学的検討
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概要
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酸化亜鉛ユージノール印象材は,無歯顎患者の機能印象採得,リベースの印象採得,義歯床下粘膜面の適合性の診査,仮封・仮着,チェックバイトおよび基礎床の安定用などに広範囲で使用されている。当教室では酸化亜鉛ユージノール印象材の使用にあたり,操作時間の短縮あるいは遅延が可能ではないかと推察し,諸種の条件を変化させる一連の研究を進めている。本論文は酸化亜鉛ユージノール印象材に各種添加剤をその添加量の相違により加え,硬化時間,稠度,寸法変化および細線再現性の変動について検索を試みたものである。
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1986-04-01
著者
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