咀嚼運動に関する運動学的および筋電図学的検討VI-1 : 軽度な顎関節症患者について
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概要
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近年,急増する傾向にある顎関節症に関する研究は数多く行われており,咀嚼運動に関しては下顎運動の観察,筋電図による検索などの検討が行われている。しかし,これらの研究の対象は重症に近い顎関節症患者であるので,顎関節症の早期診断には顎関節症患者の発現レベルを探索する必要があると考えられる。そこで,本研究では顎関節症患者の咀嚼機能を運動学的および筋電図学的に検討し,顎関節症の発現レベルを探索する目的で,下顎運動解析装置サホンビジトレーナーCIIおよび多用途計測記録装置(RM-6000)を用いて同時記録し,観察・分析を行い,検討を加えたものである。
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1986-04-01
著者
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